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最近、アニメ業界が衰退しているという話を聞くことが多くなった。
新聞でもアニメが苦戦しているとの記事があった。
そこで、「それは本当なの?」、「実際にはどうなの?」といった疑問がわいてきた。
(2006年のピークの時と比べて減少しているという話だったので、それ以前と比べるとどうなの?と思った)
というわけで、アニメ業界のデータを集め、私見を述べる。

まずはデータ収集から。以下のリンクはデータがあったサイト。
日本動画教会
業界データ(売上高とその内訳、製作本数、海外の売上)がある


まずは製作本数に対するコメント

確かにテレビアニメの作品数は2006年度をピークに減少に転じている。
しかし、2009年の作品数は2005年よりも上回っている。
これをみると2006年以降の作品数がむしろ異常な気がしてくる。
作品数が少ない今でさえ、週に20本以上オタク向けのアニメがやっている。
エヴァが放送されていた時は今の半分以下であった。
(エヴァがアニメブームを作るきっかけになり、98年ごろから製作数が上昇し、
2005年あたりの萌えアニメの爆発的なヒットで作品数が急増)
要するに、作品数は減少していると言われていますが、昔に比べるとかなり多いということです。


次に売上高の推移とその内訳に対するコメント

製作本数の減少により2006年から番組による売上が減少していることが分かる。
同様に、ビデオの売上高が減少している。
しかし、いくらなんでも減少しすぎである。2008年は30%も売り上げが落ちている。
つまらないアニメが多かったとも考えましたが、2005年レベルの水準くらいはあった気がする。(なのに2005年よりもかなり低い)
おそらく、インターネットに違法動画が氾濫したことが原因だろう。
逆に、劇場の売上高が急上昇している。
海外、商品化はほぼ横ばい。配信は上昇している。しかし、配信の売上高は他と比べると低い。(以前、インターネットによる配信で儲けられないかなと考えましたが、それはあまり効果がないみたい。)
まとめると、アニメ制作会社の主な収益源はビデオ(これが一番多い)、番組、劇場。次に商品化と海外。


売上構造に対するコメント

売上構造に着目すると、ただ番組を作るだけではダメだと分かる。
いい番組を作らなければ、主な収益源のビデオは売れないし、劇場化もできない。
となると、アニメ制作会社はそもそも売れる作品を作らないとダメ。
ところで、アニメ制作会社の多くは小さい企業である。
昨今の不況で多くの会社が危機的状況にある。
こんな状態ではギャンブルはできない。結果、無難な作品を作ることに落ち着く。
これが負のスパイラルを招いている。
同じような作品が増え、競争は激しくなるのに、視聴者は徐々に飽き需要が減少する。
製作会社はそれが分かっていても冒険ができず無難な作品をつくるしかない。


アニメ業界を活性化させるためには

暗いことばかり書いても暗くなるだけなので、建設的な意見を。
凡庸な意見ではあるが、新たな顧客をゲットする戦略が必要。
実際、業界の人も気づいているのか、「けいおん」は一般の人にもかなり普及し大ヒットした。
(一般の人がどれほど売り上げに貢献しているかは分かりませんが)
ユーザーの求めているものを理解して製作することが重要なのかな。
また、大規模な宣伝も必要な気がする。
あと、違法動画への対策も必要。これは最近、熱心にやってる。
結構、業界の方も努力しているようですね。
ただ、こういうことができるのは大企業だけ。中小企業はこんなことはできない。
どうしても大企業頼みになってしまうなぁ。


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