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金融や経済関連の本のレビューです。


カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編



1990年代以降の日本経済を解説した本。小学生でも読めるレベルで書かれているので読みやすい。全体像が分かる構成となっているので、ゼロ金利政策やデフレといった言葉はしっているけど結局、日本で何が起こっていたか分からないという人におすすめ。公定歩合の役割が昔と変わっている、ゼロ金利政策と量的緩和の違いを知っていますか?という導入からスタートする。これを読めば、日銀の金融政策がある程度分かる。


カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編



日本経済編の続編。内容的にはこちらのほうが面白い。俺は、この本を読んではじめて、1990年代以降、世界中でとんでもないことが起こっていたことを知りました。内容は、為替の基礎知識、ポンド危機、アジア通貨危機、ロシア通貨危機(LTCM破綻)の解説。内容は基本的にいいのですが、個人的にはヘッジファンドが悪と思われてしまうのではないかと気になりました。
以下は本の解説ではなく、通貨危機に対するコメントです。
基本的に、固定相場(ドルペッグも含むことにする)を採用していた国の通貨の価値が実質的には低くなっているにもかかわらず、固定相場を採用しているがために通貨の価値が実際の価値よりも高くなっている状態に陥り、通貨が売られ危機へと発展する。(ロシア通貨危機は国が税金を集めることができなくて、国債がデフォルト。IMFが融資するからデフォルトがないと思っていた機関投資家がロシア国債を買っていて大損し、世界大恐慌に陥る寸前になった。)固定相場は変動相場に比べ貿易が安定するので、国の持続的な発展という面からみるといいのだが、通貨の価値は変動するので長期間、経過するとゆがみが生じてしまうというデメリットがある。本の最後に、究極の固定相場制として通貨統合の話がのっている。(例えば、世界の通貨が全てドルならば問題は起こらない。)その試みがユーロであったというところで話は終わっている。しかし、このユーロは現在、大きな問題に直面している。ドイツ、フランスといった経済大国の通貨がギリシャなどの通貨と同じという点が問題の本質。ギリシャがユーロの信用力を利用することで、身の丈に合わない買い物などができる。また、インフレ状況が各国によって違うにもかかわらず、同じ金利を適用せざるをえない。


弱い日本の強い円




バブル崩壊後の弱い日本の通貨である日本円が何故買われているかを解説した本。日本が何故円高になるかが分からない人や為替の変動要因を知りたい人にお勧め。購買力平価(デフレの長期化)、金利差(超低金利)、経常収支(貿易収支の黒字)などで円高になるとの説明のほか、需給の観点からの説明やリスク回避姿勢が強まると何故日本の通貨が買われるか、ドル安圧力、円高圧力は常に働いていることの解説などがなされている。ただ、日本の貿易収支の赤字転落、日銀のインフレめどの導入で、状況が変わっているので、注意が必要です。


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