赤嶋情報

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今回は、株式について簡単に解説する。

株式とは?
株式とは、企業が資金調達のために発行する証券の一種である。企業が経営を行うためには資金が必要になるのだが、経営者が持つ資金だけでは大規模に事業を行うことができないので、他の人や法人から資金を調達することで経営を行っている。企業の資金調達の手段には、借金(銀行からの融資、社債の発行)と株式の発行の二つがある。借金の場合、契約時点(あるいは購入時点)で何年間で返済するか、いつ利息と元本を支払うかが定められている。(貸し手側からすると、利益がすでにほぼ確定している。)
一方、株式の発行の場合、利息、元本の返済はない。(利息に相当するものは配当であるが、支払いが保証されているものではない。)また、株式の買い手側が資金回収を行う場合は、基本的には他人に譲渡するしかない。これが借金などによる資金調達との大きな違いである。
株式の権利には、配当を受け取る権利、経営に参加する権利、企業の残余財産に対する請求権がある。


まずは、配当を受け取る権利について説明する。
配当は企業が稼いだ利益を株主に払い戻しのことで、株式を保有していることで配当を受け取ることができる。一株当たりの配当を購入時の株価で割った値を配当利回りという。

一株当たりの配当が50円で購入時の株価が1000円だったとすると、配当利回りは5%となる。ただし、株価は変動するので購入時点で利回りは確定しない。(例えば株価が900円になっているとすると、配当をもらっても損失となる。)

日本の企業の場合、配当がもらえるのが確定する日が3月の後半に集中している。この配当を目的に株式を買う人が結構いる。1月あるいは2月中旬あたりから配当狙いの買いが徐々に入るため、2月、3月は株価が上昇しやすいという話もある。ただし、配当をもらえるの確定した後の日には株価が下落することが多いので注意。


次に、経営に参加する権利について説明する。株式には経営に参加する権利が付与されている。もちろん、1株など少ない株数では意味がないのだが企業が発行している株式数の数十%というレベルになると意味がでる。外国企業などが、経営を参加することを目的に大量に株価を集めようとすることがある。その企業は通常、株を現在の株価よりも高く買い取ってくれる。


最後に企業の残余財産に対する請求権について説明する。
企業が解散した場合、まず借金の支払いを行い、残りを株主が受け取ることになっている(これが、企業の残余財産に対する請求権)。つまり、企業の資産から負債を引いたものが株主に帰属する部分といえる。(簿価ではなく時価である。PBR一倍割れは企業を解散すれば儲かると説明する人がいるが正確には誤り。PBRが対象としているのはあくまで簿価。簿価で売却できるわけではないないし、のれんなどは売却不能。)以下の説明では。株主に帰属する資産を株主資本と言うことにする。

投資家は、株主資本の増加に最も注目する。それは、株式投資の目的が自分よりもお金をうまく稼いでくれる人にお金を託すことでその享受を得ることであるからだ。例えば、株主資本を100万円を150万円にしてくれる企業Aと、100万円を200万円にしてくれる企業Bの二つがあったとすると、当然投資家は企業Bに投資をしたいと考える。すると、企業Bの方が投資家にとっての価値が高い、すなわち株式の時価総額が大きくなる。以上のことは、株主資本が全く同じ企業であっても株式の時価総額が異なることを示している。なぜ、違うかというとお金を増やしてくれる力(成長性ということが多い)が異なるからだ。企業Aが50%ずつ増やすのに対し、企業Bは2倍にする。ところで、企業Bの株を一株当たり株主資本の2倍だして買う人はいるのだろうか?そのような人はもちろんいる。なぜなら、企業Bが2倍で増やし続けることが可能ならば最初株主資本が100万円であっても、2年後には400万円(株主資本の4倍)になっているからだ。逆に、株主資本を毎年半分にしてしまう企業Cを考えよう。企業Cの株を一株当たり株主資本と同じ額で買いたい人はいるだろうか?間違いなくいない。なぜなら、そのお金で定期預金をした方が儲かるからだ。となると、企業Cの株が一株当たり株主資本よりも低い額でないと普通買わないだろう。

また、投資家はリスクにも注目する。期待値が同じ商品であってもリスクが異なればリスクの小さい商品の方が価値は高いだろう。ということは、リスクが高い商品はリスクが低い商品に比べ割引されていると考えることができる。国債はリスクが最も小さい商品なので、リターンも小さくなる。株式にも同様のことが言えて、リスクが高い株式と低い株式ではリスクが高い株式の価値の方が小さくなる。(要は経営が危ない企業の株式は安いということ。)
例えば、将来200万もらえる安全資産(収益が確定している商品)と200万もらえるリスク性資産の現在の価格はどうなるのだろうか?安全資産の利率が1%であるとすると、
安全資産:200万円÷1.01=198万円
一方、リスク性資産はリスクがあるから安全資産の現在価格より安くならなければならない。リスクが高いので、投資家は安全資産より高い利子率を要求する。仮に、安全資産の利子率に9%上乗せされたとすると、リスク性資産の利子率は10%となるから現在の価値は
リスク性資産:200万円÷1.1=182万円
となる。

以上をまとめると、株価には①企業の成長性と②企業のリスク、が主に反映されていると言える。余談となるが、ROE(企業の成長性を示す指標の一つ)や株主の要求期待収益率(企業のリスクが反映されている)で理論株価を求められる。

次回は、株価がどう決まるかについて解説する。
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まとめteみた【赤嶋情報】

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まとめwoネタ速suru 2012-03-21 (Wed) 10:48


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