赤嶋情報

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今回は、株価をPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)から逆算して求める方法について説明する。PER、PBRは一般に企業の割安度をはかるために用いられる。しかし、PER、PBRから株価を求めることもできるのだ。PER、PBRは株価と何らかの財務指標との比率であるから、もし、PER、PBRおよび用いている財務指標を予測することができれば、株価を逆算することが可能である。以上のことを、PERの例を使って解説する。PERは、

PER=株価/一株当たり当期純利益

である。ここで、PER、一株当たり純利益を何らかの方法で推定し、その結果、PER=15、一株当たり純利益=100であると推定したとする。すると、株価は

株価=PER×一株当たり純利益=15×100=1500

と推定することが可能である。実際の株価が1000円だとすると、株価は割安であると分かる。もし、株価が先ほど推定した株価になるとすると、その収益率は

(1500-1000)/1000 × 100 = 50 %

と求めることができる。この収益率は割安度合いと考えることができ、この値が大きいほど割安であると判断できる。


では、PER、PBRや用いている財務指標をどのように推定するのだろうか?
PER、PBRなどの比率は同業他社から推定することが可能である。例えば、分析対象の企業と同じ業界に属している企業のPER、PBRを求め、その平均を推定値として用いる。また、過去のPER、PBRを求め平均をとるのも一つのやり方であろう。

財務指標を予想するのは難しいが、簡略化することもできる。例えば、PERの計算で用いている一株当たり純利益は決算短信やアナリストの予測値を使う、あるいは直近の数値を用いる。


以上のように、PER、PBRなどを用いることで株価を逆算することができる。通常、PER、PBRから逆算した株価は一致しないが、目安としては使える。しっかりした分析を行う場合には、何通りものやり方で株価を求め、判断する。

この手法は単純なので、よく使われている(らしい)。適当にやると、驚くほど簡単に株価が求まる。(もちろん、妥当性の議論は必要であるが。)株価をとりあえず出さないといけないが時間がないという時に使える手法である。ただ、企業のPER、PBRが何らかの理由(例えば、成長性が低いなど)で低い場合や同業他社のPER、PBRが高い場合、推定株価が実際の株価に比べ高く出てしまうので注意する必要がある。また、同業他社をどう選定するか、財務指標をどう推定するかなど課題も多い。レポートを提出する際は、PER、PBRの推定方法をいかに納得させるかがポイントであろう。


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まとめteみた【赤嶋情報】

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まとめwoネタ速suru 2012-03-23 (Fri) 01:54


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