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この記事では、投資家が日経新聞のマーケット総合面をどう読めばいいかを解説する。


マーケット総合面の構造
マーケット総合面は、マーケット総合1とマーケット総合2に分かれている。
マーケット総合1に株式市場、為替、商品が、マーケット総合2に債券、金利の情報が掲載されている。ページの中央には前日の市場環境、最近のトピックの記事がある。


まず、記事のタイトルを見る
まず、記事のタイトルをざっとみて、前日に何があったか、最近何が話題なのかを把握します。株式、外為などの記事の中身は人に説明しなければならない人以外、読まなくてもいいです。たった1日の動きの解説である上、適当な説明なので将来のマーケットがどうなるかを捉えることはできないからです。一方、トピックなどには最近のマーケットの傾向の解説などがあるため、目を通す価値はあります。例えば、内需銘柄にも選別の動きが出ているなどをグラフ付きで解説してくれます。


マーケット総合1のマーケットシグナルでマーケットの状況を把握する
日経平均およびTOPIXの現在の値と騰落率を見ます。一般の人には日経平均の方がメジャーですが、市場関係者の間ではTOPIXの方が重要です。日経平均は225銘柄と銘柄数が少ないうえに、組み入れられている銘柄に偏りがあったりして過去との連続性が保たれていない、などの問題があるためです。
また、売買代金が1兆円を超えているかどうかをチェックします。売買代金が連日1兆円をきると雰囲気はかなり悪いです。
他に、外国為替、金利、商品などに目を通します。外国為替ではドル円、ユーロ円、豪ドル円の水準を見ます(なぜかレアルはのってません。レアルなどの他の通貨を見る場合は、マーケット総合面の左下にある外為市場の「外為 対顧客電信売相場を見ます。対顧客電信売相場は円を外国通貨に換算する時のレートです。銀行間ではなく、顧客なので手数料が高く設定されているので、仲値から結構離れている通貨もあります。。)。
金利は、新発10年国債利回りの水準に注目します。株などのリスク性資産が売られると、安全資産である国債にマネーが流入し金利が下がる傾向にあるので、マーケットの心理状態を知るのに使えます。また、長期金利は将来の金利の予想とも考えられるので、金利が上昇することは経済環境の回復予想が高まっていることを意味します(国債のデフォルト懸念が話題になって上昇もありえますが)。最近は、0.85%前後と国債が買われまくっています。
商品は、金、原油ともに見たほうがいいです。原油価格には、景気の先行きなども反映されます。原油の価格が高くなると商品価格の上昇につながるので、インフレがおこります。そのため、物価動向を見る指標としてよく利用されます。金の価格には、金融政策の予想なども反映されます。例えば、大規模緩和で貨幣の価値を下がれば金の価値は高くなります。


Stock Rankingで、PBRや配当利回り上位の銘柄をチェック
Stock Rankingは曜日によって掲載されているものが違います。俺は、PBRと配当利回り上位の銘柄をチェックします。PBRが上位の銘柄は、割高な可能性が高いので値崩れに注意が必要です。配当利回り上位の銘柄は、逆に割安を意味しますので投資対象として魅力は高いです。


業種別日経平均でどの業種がやられているかをチェック
景気敏感業種、ディフェンシブ業種の動きをチェックします。TOPIXがあがっていても、下がっている業種がある場合があります。どの業種が買われているかを見ることで、相場の状態がより理解できます。


東証、ジャスダックの投資指標で、PER、PBR、配当利回りをチェック
PBRは、市場の参加者の大半が注目しているので、必ずチェックします。1を割れているかどうかがポイントです(PBR1倍割れは一般に、会社がつぶれると株主が儲かることを意味します。)。PBRで面白い点は、日経平均採用銘柄のPBRより、ジャスダック全銘柄のPBRの方が大きいところです。また、日経平均、東証一部、東証二部の順にPBRが下がっていく点です。東証二部の銘柄の大半は、企業を存続する意味がないと投資家は判断しているのでしょう(いい方を変えると、株主の要求収益率を期待リターンを上回っている。)。この低PBRを嫌い、上場するのをやめる動きが出始めています。


日経平均オプション・大証のオプション覧をチェック
コール、プットどちらが多く買われているのか、売買高、建玉をチェックします。プットオプションは株価が下がれば儲かるので、プットオプションが多いということは投資家が弱気であることを意味しています。プットがコールを大幅に上回ることは、株価は下落すると考えている投資家が多いことを意味しています。また、ブラックショールズ方程式を使って、インプライドボラティリティをチェックすると、オプションが割安か割高かが分かります。


債券先物オプションをチェック

日経平均オプションと同様に見ます。債券先物オプションは行使すると、債券先物取引が成立します。債券先物の対象は10年国債、クーポンレート6%の仮想国債で、差金決済か、現物の国債(コンバーションファクターで比率を調整する)の受け渡しのどちらかです。このところ、プットオプションの建玉がコールオプションの建玉を上回っており、国債利回りの上昇を警戒している投資家が多いことがわかります。


短期金融市場覧で金利をチェック
コール市場の利回り、日銀当座預金残高、東京銀行間取引金利、金利スワップレートをチェックします。CDとCPに差があるところなどが面白いです。金利スワップレートで、対LIBORと対TIBORで差があるのはLIBORの方が0.1%くらい金利が低いからです(資金供給オペの影響と言われています)。対LIBORのスワップレートは国債の利回りに近いです。


日銀の金融調節でオペをチェック
オペの入札状況をチェックします(予定額に対して応札額がどの程度あるか)。最近、安全資産の需要の増加から、札割れが頻発しており金融緩和が難しくなっているとの懸念が広がっています。


金融先物でマーケットの金利予想を確認
この覧では、100-金利で表記されています(1%なら、100-1で99)。12/8の金利は、12年の8月からスタートする3カ月円金利のことです。各月の公式終値を確認することで、マーケットの金利予想が確認できます。最近、マーケットは金利は1年間ほぼ横ばいだと予想しています。


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まとめwoネタ速neo 2012-05-27 (Sun) 03:06


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