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株価とGDPを比較したところ、相関はあるが株価の方が先行して動く傾向があった。つまり、GDPを見てから株式の売買を行っても設けられる可能性が低いと思われます。また、実質GDP成長率の方が名目よりも株価との相関が若干高いようです。株価は名目値ですから、本来は名目と比較すべきです。

10年国債利回りとGDPとの比較も行いました。その結果、相関はある程度ありそうなことと、名目の方が相関が高そうなことが分かりました。


株価とGDPとの比較

株価は企業の価値と密接に関係しています。企業が大きく収益をあげることができるなら企業の価値は上昇し、収益がでなければ当然価値は下がります。
GDPが上昇すれば企業の収益も上がったと考えられるので、企業の価値は上昇し株価の価値を上昇すると思われます。そのため、GDPと株価との間に正の相関関係があると思われます。

実際、相関があるかを確認するために以下のグラフを見てみましょう。データは内閣府から取っています。


株価とGDPの関係1

まずは、実質GDP成長率との比較です。これを見ると、実質GDP成長率の変動と株価との間には相関があるように見えます。また、株価の方が実質GDP成長率よりはやく動いているように見えます。例えば、1999年には株価が大きく上昇し、その次の年には実質GDP成長率がプラスになっています。


ところで、TOPIXは名目値ですから本来は名目値と比較すべきなのですが、実質の方が相関が高いらしいので、比較しています。また、GDPが発表されるのは四半期末の1ヶ月以上後なのでタイムラグがあります。つまり、株式を売買している時点では知ることができない指標を使って関係を見ていることになります。GDPで株価を推定するモデルを作成する際は取引が行われている時点で知ることが出来る統計で推計すべきですが、今回は株価とGDPとの関係を知ることが目的なので無視しています。


株価とGDPの関係2

名目も実質と同様な関係があるように見えます。しかし、実質の方が名目より株価の動きに近いように見えます。




今度は、TOPIXの上昇率との比較です。先ほどと、同じような関係が見えます。

株価とGDPの関係3



株価とGDPの関係4




10年国債利回りとGDPとの比較

最後に、10年国債利回りとの比較です。
国債は景気が悪い時に買われるので、景気悪化時に金利は低下すると思われるので、GDPと正の相関が見られると考えられます。(もちろん、10年国債利回りは海外との金利差の影響も受けるので、GDPだけみればいいというわけではありません。)


株価とGDPの関係5

実質と比較してみると、ある程度関係はありそうです。


株価とGDPの関係6


名目の方が、実質より関係がありそうです。ただ、株価と同様に10年国債利回りの方が先行して動いています。したがって、GDPを見てから売買をしても儲かる可能性は低いと思われます。そのため、短期的に儲けようとすると、日銀短観や鉱工業生産指数などの先行指標で景気の先行きを判断する必要があります。ただ、マーケットは現在までに分かっている情報をすぐに織り込んでしまうので、景気の先行きを予想するだけでは儲かりません。マーケットのコンセンサスを意識し、自分の意見がマーケットとどう違うかを把握しなければなりません。例えば、マーケットは追加緩和の効果を織り込み過ぎているが、それは間違いで今の株価は高すぎると考える、あるいは原発再稼働への懸念で電力株は安くなっているが、これは売られすぎているなど。当然のことながら、マーケットの参加者はプロも多いので、マーケットより深いところを見るのは難しいです。やはり、マーケットより収益をあげるのは簡単ではないようです。





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