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経済成長のプラス要因である「人口ボーナス」がまもなく消える

中国は、インドなどの他のBRICsと異なり人口ピラミッドが釣鐘型に近い形をしています。普通、少子高齢化が進んでいる先進国のピラミッドが釣鐘型になります。中国は先進国ではありませんが、一人っ子政策を行ったことで釣鐘型となりました。
人口ピラミッドが釣鐘型になると、働きである生産年齢人口の比率が減る一方、高齢者が増えていくので、労働人口減少、貯蓄率の低下による資本の減少で経済成長を抑えます。逆に、生産年齢人口が増えれば、労働力が増えることで社会全体の収入が増加する上、貯蓄が増えるので経済を成長させる要因になります。生産年齢人口の上昇による、経済成長へのプラスへの影響を「人口ボーナス」といいます。
中国では、この「人口ボーナス」が近いうちに消えるという指摘が何年も前からなされています。


生産年齢人口は2015年をピークに減少する

以下のグラフは国連の「World Population Prospects: The 2010 Revisio」という資料から作成したものです。(生産年齢人口は15~64歳としています。)これをみると、2015年をピークに生産年齢人口が減少することが分かります。生産年齢人口減少が近いので、中国の経済成長は鈍化するだろうという指摘がしばしばされています。

中国の生産年齢人口


中国の人口ピラミッドはインドなどの新興国と比べるとよくない

以下のグラフも国連の資料から作ったグラフです。インドの人口ピラミッドと比べると、中国の人口ピラミッドが、いかにゆがんでいるかがよく分かると思います。
中国では人口増加を抑えるために、一人っ子政策を実施しました。その結果、ピラミッドの下の方の人口が少なくなっているのです。
ただ、中国の場合、第1次産業の就業者数がかなり多いので、この人たちが付加価値の高い産業にシフトしていけばまだまだ成長できるように思えます。そのためには、農村から都市への移動を緩くするなどの政策が必要になると思います。実際、中国政府は農村や地方の「都市化」を目標に掲げています。

中国の人口ピラミッド


インドの人口ピラミッド



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