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最近、国債利回りの傾向に変化が生じています。国債の利回りは、付利(日銀の当座預金の超過準備につく金利)を下回ることは通常ありえないことなのですが、最近になって2年国債などが1%を下回る水準で推移しています。また、足元では2年国債の利回りが短期国債の利回りを下回る水準となっています。背景には、日銀新総裁が付利を撤廃するのではという金融緩和観測があります。マーケットが2年国債の方が短期国債より付利の撤廃が高いと考えているため、2年国債の利回りの方がもっと短期な国債の利回りより低い水準となっているのです。



20年国債と10年国債の利回り格差は昨年8月頃から拡大し続け、現在では格差が1%程度に拡大しています。増発観測と、生保の買いが鈍いためです。



1~3年債利回りが付利である0.1%を下回る水準で推移


最近、国債利回りの動きに変化が生じています。1~3年債の利回りは昨年12月頃まで0.1%前後で推移していました。0.1%近辺で推移するのは付利という制度があるためです。銀行などの市中金融機関は日銀の当座預金に預金準備金を置くことが義務付けられています。預金準備金を上回る額を置いても問題ないのですが、かつて日銀の当座預金は無利子であるので、金利収入を得ることができませんでした。しかし、2008年に超過準備(預金準備金を超える額)に0.1%の金利をつく制度が導入されました。短期金利が0になると、流動性が失われ必要な時に資金が供給されない恐れがあるからです。
付利があるため、国債のようなリスク0の金利は0.1%が下限となります。例えば、2年債利回りが0.05%なら2年国債を買うより、日銀の当座預金に預けたほうが金利が高いので、2年国債を買う意味がなかったのです。
しかし、現在は1~3年債の利回りは付利を下回る水準で推移しています。白川総裁の任期が終了すれば、新総裁が付利を撤廃するとの緩和観測があるためです。2月1日の2年債利回りは、0.06%で取引を終え、9年ぶりの低金利となりました。

国債利回りの推移2


足元では2年債利回りが短期債の利回りを下回る

足元では2年債利回りが短期債の利回りを下回る逆転現象が生じています。3カ月物の短期債は0.09%程度で推移しているのですが、2年債はそれを下回る水準で推移しています。3カ月後までに付利が撤廃される可能性より、2年後までに撤廃される可能性の方が高いからです。2年債の利回りは1年債の利回りも下回っており、2年後までには撤廃されるだろうと市場が考えていると思われます。

2年債と3年債利回りの推


超長期債に懸念

最近、超長期債と10年国債との利回り格差が拡大しています。10年債と20年債の利回りは昨年の夏ごろまでは同程度の水準で推移していましたが、昨年の10月頃から20年債と10年債の利回りに格差が生じています。予算編成で、超長期国債の増発観測があることに加え、生命保険会社などの需要が低下し、需給に懸念が生じているためです。

国債利回りの推移


20年債と10年債の利回り格差は拡大傾向
10年債と1年債の利回り格差が縮小する一方、20年債と10年債の利回り格差はどんどん拡大しています。1年前に比べ、0.2%程度格差が拡大しています。

利回り格差


超長期債の利回りは下がっていない

10年債以下の利回りは1年前に比べ低下していますが、超長期債の利回りは低下していません。市場は10年債以下と超長期国債を区別しており、超長期債に懸念を抱いていると考えられます。

イールドカーブ
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