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日本株のPBR(株価÷一株当たり純資産)は他の国に比べ低い水準で推移しています。この理由としてよく指摘されているのが、ROE(一株当たり純利益÷一株当たり純資産)が他の国に比べて低いことです。つまり、他の国に比べ収益率が低いんです。アメリカなどはROEが15%くらいあるのですが、日本株のROE(日経平均の予想PERから推定)は9%くらいからと下回っています。ROEが高い企業は資産を増やすことがうまい企業であるので、株主にとって魅力があります。そのため、ROEが高い企業の株価は高くなりやすいので、PBRは一般に高くなります。逆に、ROEが低い企業は資産を増やすのが上手くないので株主にとって魅力が低く、PBRが低くなりがちです。つまり、PBRとROEには比例関係があります(厳密には違う)。PER(株価÷一株当たり純利益)を使うと、もっとわかりやすくなります。PBR、PER、ROEには、PBR=ROE×PERという関係があります。日本株はPBR、ROEが低いので、PERが高いということになります。
日本株のPBR、PER、ROEのグラフを見てみましょう。

東証一部のPER・PBRの推移
このグラフは東証のホームページのデータを利用して描いたグラフです。最近のPBRは1.1くらいですが、実績PERは22くらいで、そんなに割安ではりません(予想PERを使うとPERはもっと低くなります)。


東証一部のROE・PBRの推移
PBR、PERのデータからROEを計算してグラフにしました。確かに日本株のROEは高くても6%程度と大して高くありません。この状態では、PBRは上昇しにくいでしょう。2013年5月の日本株はPBRが高くないけれども、ROEが低いため、PERが高い状態にありました。PERの観点から見ると、この時期の日本株は割高で買いにくい状態にありました。しかし、最近は景気回復のおかげでROEが改善し、PERがそこまで高い水準にありません。以前よりは、株高が正当化されつつあります。

東証一部の株価・PBRの推移
ちなみに、PBRは株価と連動しているので、PBRが上昇することは株価の上昇を意味します。低PBR投資は、低迷したROEがリバウンドすることで、PBRが上昇するのを待つ戦略といえます。したがって、低PBRに投資する場合は、ROEが上昇する確率が高い銘柄を探すことが重要となります。


世界のPER・PBR
世界各国のPBR・PER・配当利回り・ROEのデータです。データは「わたしのインデックス」というサイト様のデータを使用しています(ROEはPBR、PERから計算)。実績PERなので、日本株の予想PERはこれより低い数字です。他の国と比べると、そこまで安いとは言えません。日本株の上昇には、ROEの上昇が必要だと思います。
外国に注目すると、ロシア、香港、シンガポール、中国辺りが安いように思えてきます。先進国が復活すれば、新興国にも波及するので、これらの国の株価は来年以降、上昇しやすいような気がします。定期的に買い付けていく戦略がいいと思います。


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